忍者ブログ

夜空いろの☆

日常とか萌の掃き溜め(笑) ※「続きを読む」はくだらん私事だったり沈んだ言葉をつらつら書いているかもしれないので読まない事をお勧めします^^

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『心音』(デヴァブリ)






音が



聞こえる………







――――――「心音」――――――








温かい

ふわふわの中で

もそり、と動く。

目の前で眠る彼にひたりと寄り添えば、その体温を感じることができる。

まるで彼と一体になれたようなこの感覚がブリングは嫌いではなかった


自分に向ける背に額を押し当てる。

もちろん彼が起きないよう配慮した圧力で、だ


とくん、とくん、と聞こえる

音………



これは…




(…生きている、…音………)

だ、と
誰かが言っていた。

誰だったかなど覚えていない
それは曖昧で不可思議な感覚だ……
何故かその言葉が気になった




(生きている…)



自分たちは同一の存在なのだから、いちいち生きているかどうかなど確認するまでもなく解ってしまうのだが
ブリングはこうして聴覚や振動による感覚で感じることのほうが好きだった。

(理由など知らない…)

(私には「好き」や「嫌い」という感覚は…まだ理解出来ないのに……)




ただ、この音を聞くと落ち着くのだ。
凪いだ心の波が静けさを取り戻すように……


とくん、とくん



ずっと聞いていたいと願う
たった一つの音



隣で眠る彼の音と体温だけが、唯一自分を落ち着かせるのだ…



ああ…

きっとこの感覚を




(安心する、というのだな………リヴァイヴが言っていた…)


また身じろぎをして、彼に近付く


(安心する……)




(デヴァインの生きている音が…)








その感情が

大切な片割れに「生きていて欲しい」という願いなのだと



彼が気付く事は、なかった

拍手[0回]

PR

鬼児―onigo ―(ロクアレ)


手ブロで描いてる
ロクアレ和物パラレルです





拍手[0回]

この温い気持ちはなんだろうか(シンレイ 学パロ)



今の時刻16:18。

上を向けば雲のない青が広がっていて、
顔を少し右に向けるだけでオレンジ色をした光に目を焼かれた。






学校の正門に立って少したったくらいだろうか

待ち人はまだ来ない…

なんでも先生に呼び出しをくらったのだとか…。
あれ程遅刻には気をつけるよう言っておいたのに、今月の半ばで既に5回目になる。




「はぁ…」
レイは何度目かのため息をついた
しかし呆れてのものではない、寒さによるものだ。

彼を待つという事には何も不満はない
別に待たされたところで構わないが、その理由が遅刻となると話は別だ。


(やはり一緒に登校すべきなのだろうか……)

レイは数日前に言われた言葉を思い出していた。
『じゃあレイが起こしに来てよ』
『は?』
『レイが一緒に登校してくれんなら絶対寝坊なんかしない。』
『………』
『レイ?』
『…考えとく』
『?』





シンは毎朝自転車で登校している。
変わってレイは、毎日専属の高級車が送り迎えをやっているのだ…

これはレイの躯を考えたうえでのギルの計らいだ。
ギルはレイの今の養父にあたる。孤児だったレイを拾い、ここまで育ててくれたギルの好意を今まで一度だって無下にしたこと等ない。
シンのお願いを叶えるには、初の試みをしなければならないのだ……



(シン…)


シンはレイにとって初めての友達であり、今のレイの交友関係は殆どがシンの仲介があっての事だった。

大切な、友達………

『ともだち』という枠組みから外れそうになるくらい、大切なのだ…。




シンと居ると………あったかい…………










「レーーーイ!!」




振り向けば、ちょっとだけ懐かしさを感じる黒髪がこちらに向かって走ってくる。
毎朝大変だとぼやいているくせっ毛がひょこひょこ揺れているのが見えた……


「シン、遅い」
「ぅう、悪かったって;;」
なんか今日に限って話し長くって!!!!!
と焦って代弁しようとしてくるシンをからかうのが最近のレイの嵌まり事になっている、……というのはシンには内緒だ。



シンを見ていると、暖かくなる…
シンと居ると胸が煩くなる…
シンの声を聞くと嬉しくなる…





「まったく、シンには敵わないな……」
レイはそう呟き微笑むと踵をかえした。

「え?何!?」
レイ何て言ったんだよー!!!
と叫びながらシンは後についていく




「シン」
「何??」

「明日までに自転車に荷台を付けておくんだな。」
「へ?」






ギルに何て言おうかな

拍手[0回]

小話(シンレイ)

「シン・・・」



「シン・・・・・」



「・・・・・・・」







「邪魔だ、ばか。」
「だって、寒いんだもん」
さっきからぎゅうぎゅうとしがみ付いている人間をひたと見据える。

「本・・・読みたいんだが・・・」
「読めるじゃん」
「・・・気が散る」

・・・・・
真っ赤な色をした瞳がこちらをじっと見上げていた。
くっついた身体同士が体温を共有し続ける



「・・・気になる?・・・・」
・・・。
ああ、・・・まぁ、気になる、かな。
「マジで?」
にこにこしながら笑顔をつくっていた



・・・ああ、だって









好きだから









―――――――――――――
ワオ、なんかよく分かんないうえに短いな・・・
全然話の見えないSSでした。
・・・最近ほんと寒いなぁー

拍手[0回]

シンレイSS

身体をさす  独特の匂いと冷たい冬風に

きれいな色をしてるのにどこか冷めた空気をみせている空に

ただ静かにくりかえす波音に

それでも 温かいなつかしさを感じる 暗い色の海に



 君の瞳を 重ねあわせて・・・――――





暮れ時の砂浜に光る白

手に取ればそれは  淡い紫色の彩る桜貝

包み込むさり気ない優しさは 何よりも替えがたく


海が見たいと言った蒼色は もう二度と見つけることはできず
隣を歩いたぬくもりは 日ごと 自分から離れ行くさだめ





手に取ればそれは  淡い紫色の彩る桜貝
となりには  砂に埋もれ  欠片を失った  真っ白の貝殻






――――失えば二度とかえらない

――――――――――――――――――――
ぅっわ何だコレほんと何だこれ;;
ちょっと調子んのって詩っぽぃのになっちゃったょ;;;焦るわぁー;
しかもすっごいぐだぐだ↓↓

シンレイは不滅なり。レイが海好きだといーな。

きっかけネタは今日部活の友人から貰った貝殻ひとつ

拍手[0回]

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新コメント

[08/29 幻子]
[06/11 しんくそー]
[05/25 娑姫]
[05/12 幻子]
[04/07 まそい]

最新トラックバック

プロフィール

HN:
緋衣
年齢:
34
HP:
性別:
女性
誕生日:
1989/12/15
職業:
サービス業
趣味:
アニメ・漫画大好きです♪
自己紹介:
OO・テニプリ・ジャンプ系などなど雑食で大好きです^^
アレルヤ、ブリング受け
幻ちゃん、兄様、ウル受け etc
財前、柳さん受け
その他けっこうあります(笑)

バーコード

ブログ内検索

カウンター

カウンター

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]